3Hって何?

硫酸つかった、薬品デモの話。

硫酸つかった、薬品デモの話。

 

はじめまして。クリーンルーム女学院(第5技術グループ)の杏音です。

入社2年目、カナダ人のエンジニアです。

 

何故、女学院かというと…私たち部門(側にクリーンルーム内)には、女性、そして若手が多く配属されているからです。(笑)

 

ご存じの方も多いかと思いますが、半導体業界では色々な危険な薬品が使われています。

そんな危険な薬品を多く取り扱うクリーンルーム女学院へ、2016年4月、新入社員の2人が入学(配属)してきました。

薬品が沢山使われているこのクリーンルーム女学院で事件、事故が起こらないように、「薬品の安全な扱い方」 という講習を私、杏音が行っています。

 

ということで、ブログ初回の今回は、私杏音より、ブログ読者の皆様のために、薬品の取り扱いについて1から10までレクチャーをさせていただきます!!

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なーんてね!そんなつまらないことをブログには書かないよ!(笑)

(薬品はいつも安全に扱いましょう)

ですが少しだけ、薬品の危険性についてお話したいと思います。


危険な薬品を安全に使うのには、細かいところまで注意しなければならないのです。

たまに 「あ、面倒くさい」とか、「本当にそこまでやらないとダメ?」とか思ってしまう。

そして気づいたら、酸が手についてしまった。痛い。

 

そういう事故が起こらないように、「もし零しちゃったら?」ということを調べてみたいと思って、

ちょっとデモとして濃硫酸(H2SO4 97%)を雑巾にかけてみました。こんな感じになりました↓

 

濃硫酸

 

 

数分後、酸をかけた所が完全に焦げて、崩れ去ってしまった!

これを見ると少し怖いかもしれませんが、防具を使って、安全に使用すれば大丈夫です。

そして「面倒くさい」という文句を言いたいときは、このボロボロになった可哀そうな雑巾を思い出して下さい。きっと防具を身に着けよう!と思いなおして下さるはずです。


こういった薬品デモをやったことがありますか?やりたいですか?

是非コメントしてください!

 

クリーンルーム女学院     杏音