テクダイヤとの出会いは30年前。はじまりは石英基板のパターニング。

 

テクダイヤへ入社して17年が過ぎた。

前職時代から取引があったので、それを含めればお付き合いは30年を超えるだろう。

 

ご縁とは本当にありがたいものだ。

 

今から30年ほど前の事、社会人デビューを果たしたばかりの私が、

ミリ波帯通信装置に使用するRFユニットの開発を担当することになった。

当時は、高卒ルーキーの仕事としては、いささか荷が重すぎないか?と思ったものだ。

 

そのRFユニットの回路基板に石英基板を使用することになったのだが、

大手には相手にしてもらえなかったのか、それとも当時は石英基板の成膜が

できるところが少なかったのか、理由は覚えていないが、調達がなかなかできなかった。

 

そこで、アルミナ基板のパターニングで以前より取引のあったテクダイヤに声をかけたところ、

やってくれるという。ただ、おそらく石英基板へのスパッタリングの実績がなかったのだと思う。

 

一発目の試作品は金パターンがペリペリ剥げてしまい使い物にならなかった。

さてどうしようかと困ったが、もう1度やらせてほしいという。

 

何度目のチャレンジかは覚えていないが、結果として仕様を満足する基板を作ってもらい、

RFユニットの開発にも成功した。

 

 

とてもありがたかった。

チャレンジング精神のある会社だなと思った。

根性のある会社だなと思った。

 

 

あの頃は、まさか自分がそのテクダイヤの一員になるとは、夢にも思っていなかった。

(トップ写真は、おそらく当時のテクダイヤロゴの化粧箱)

One Response to “ テクダイヤとの出会いは30年前。はじまりは石英基板のパターニング。 ”

  1. ワオっ。思い出した。そうそう、その石英キバンの先にミキサー用のダイオードをくっつけて、導波管の中に顔を出させたんだっけ。確か、40GHzのミキサーユニット。その石英キバンで作ったミキサーでいい特性がとれて、物が完成したんだっけ。もう30年近くも前の事になるのか。当時、出来立ての新宿の新都庁舎のてっぺんに設置されたという記憶があるような(どこに設置されたかの記憶が不確か)。
    あとは、深夜2時頃、しかも雪の降る寒い冬のさなかに、ビルの屋上のはしごも登ったりもしましたなぁ。故障の原因は、このユニットではなかったですが。

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