あなたにもできるかも??廃材集めてダイヤモンドのブリリアントカット(58面体)に挑戦してみた④――パビリオン研磨編

ダイヤ加工研修中の社員に課せられた課題、それは…

ブリリアントカット。

 

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え、、いきなりブリリアントカットかよwwと思ったそこのアナタ。

テクダイヤはもっと鬼でした。

 

テクダイヤでは宝飾ダイヤを扱っていません。

…ということはブリリアントカットのための工具、機材はございません。

 

ではどうするか。

 

社長 「この辺の廃材で工具からつくってみたら?」

社員 「…?!?!?!」

 

この辺の廃材とはコチラ。

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(ウソだろwwww)

 

社長 「普通のダイヤじゃつまらないし、極小ダイヤがイイね!」

社員 「ええええええええ」

 

ということで1.5㎜のダイヤをご用意(笑)。

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社長 「ハート&キューピット見たいよね!よろしくぅ!」

社員 「…(涙)」

 

ハート&キューピットとは専用スコープでダイヤを覗いたとき、

より輝きの優れたダイヤにのみ浮かぶこちらの模様。

 

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(note;https://www.kaihikon.com/note/diamond-shiraishi201610

 

社員 「ひええええええ」

 

…ということではじまったこちらの企画。

いや、絶対無理でしょ。

と思っていましたが、テクダイヤ社員の挑戦魂と、

今回の企画で開花したM性で鬼社長に立ち向かっています!

 

さて、今回はシリーズ第5弾!!!!

ブリリアントカット下部のパビリオン形状の研磨です。


図1

 

前回でクラウン側の加工を終えたのでお手製冶具から研磨途中のダイヤを取り外し

反対側のパビリオンを研磨できるように調整し、固定します。

下図、赤いライン(ダイヤ稜線)をクラウン側・パビリオン側と同じ位置にする必要があります。

 

…が稜線が上手く見えない。

 

図2

 

ダイヤの巨匠に相談し、クラウン側とパビリオン側の稜線の位置が見えるような形状を考案。

その結果、コレットのスリット幅を大きく変更し、追加工することで稜線の位置を見ることに成功。

 

図4

 

今回研磨する面は下図、肌色の面【パビリオンファセット】です!

合計8面の研磨になります!

 

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早速、4面を粗研磨してみました!

まだまだ研磨代がたっぷりありますね。

クラウンとパビリオンの位置合わせをするため、残り4面の稜線を長くします。

 

図6

 

残りの4面を研磨しつつ、クラウン形状とパビリオン形状の稜線合わせをシータ軸で調整し、

ほんっとうに慎重に慎重に微調整をしつつ稜線を合せることができました。(汗)

 

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その後、稜線の稜線の長さを目盛で確認しながら、

左右対称のシンメトリーになるように研磨していきます。

 

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研磨している時間より、顕微鏡で寸法測定している時間が長いため

目がショボショボしてきて大変です…

慎重に研磨を重ね、ガードルの厚みも薄くなってきました!

 

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ついに…ついに!!!!

8面研磨完成です。

 

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クラウン・パビリオンのダイヤ稜線の位置調整時にガッツリ研磨をしてしまい、

取り代がなくなってNGになるかと思いましたがなんとかセーフ!!!!

(ホントによかった)

 

 

さあ!!いよいよ、残り58面中、17面となりました!

次回、ブリリアンカットの下部形状【ローワーガードルファセット】にチャレンジです!

 

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ラスト17面上手く研磨できるか!?ハート&キューピットは見れるのか!?

鬼社長をギャフンと言わせようじゃないか!!!!

テクダイヤの挑戦はまだまだ続く。次回もお楽しみに!

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