純水のいろいろ

ご無沙汰しております、ねねです。

 

先日の長期休暇の折に、富士登山に挑戦してきました。

 

頂上からの景色や朝焼けはとても美しく、感動しましたが、

それよりも酸素が薄いという状態をこの身で体験できたことの方が

印象深かったです。

 

そんな話はさておき、本題に移ります。


本日は辞書ページの第二回、“純水”について書いていきます。

 

実験などしているとよく耳にする“純水”、“イオン交換水”やら“蒸留水”という言葉たち。

それらにいったいどんな違いがあるのか書いていきたいと思います。

 

 

イオン交換水も蒸留水も純水の仲間

 

表題の通り、イオン交換水も蒸留水も純水の種類になります。

どちらも不純物を排除した水であるのですが、その精製方法で名前が変わります。

 

・イオン交換水

イオン交換樹脂を使用し、イオン性の不純物を除去したものがイオン交換水です。

 

イオン交換樹脂は陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂から成ります。

イオン交換樹脂に溶液が通ると、

 

・陽イオン交換樹脂

溶液中の陽イオン(Na+など)が樹脂中のH+と交換

・陰イオン交換樹脂

溶液中の陰イオン(Cl-など)が樹脂中のOH-と交換

することによってイオン性の不純物が除去されます。(上付き文字の仕方がわからなくてすみません…)

その原理上、有機物由来の不純物は除去できないため、使うにはフィルターを通して濾過する必要があります。

・蒸留水

こちらは読んで字のごとく、蒸留によって得た水のことになります。

 

水の蒸発させるというプロセスから理論上はもっとも純水に近い製法になりますが、

実際のところ、低沸点物質が紛れ込む可能性や蒸発した後に炭酸ガス等が混入する可能性があります。

 

どちらも使うときは精製方法を組み合わせたり、フィルターを幾重にも重ねて通すことになります。

 

 

このように純水と同じ純水と呼んではいても、精製方法により名前も特徴も異なります。

使用する際にはそれぞれの特徴をよく理解しておかないと、求めている結果が出てこない、うまくいかないということになりかねません。

 

ご利用は計画的に…。

 

 

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