技術者ってなんだろう。開発編

技術者って何だろう。
ブログを書きながらふと考える。


技術部所属時、
書き溜めていたブログ記事を、掘り起こしてきました。
読み返してみると、今(品質保証部)と、全く違う一日に
自分でも驚いています。

そんな、技術部にいたころの日課と
私が感じる「技術者」について、ご紹介します。

一日の業務

3年計画の開発プロジェクトで、2年経過。最終年度。
具体的な目標の元、技術開発中。

入社4年目時代の一日。

 

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■出社前

電車で日経テクノロジーオンラインチェック

結構コアな情報が載っている。

本日気になった記事は、iphoneを分解してみたという記事。

(2017/11/ 8現在、有料記事になっているため、残念ながらご紹介できません…)

部品に描かれた小さなロゴより、どのメーカーの何の部品か、

細かく調査したという内容。

 

■出社

早速、実験開始。

現在、開発中の実験は、自動運転時間が長いので、

1日に何バッチか実験するときは、朝一から勝負。

前日までに、全て段取りをしておく。

 

自動運転をかけたあと、メールチェック。

 

・取引先の方

・研究会に関するアポイント。

・社内連絡事項のチェックなど。

 

週スケジュール、1日のスケジュール再確認。

 

午前中は、前日の実験の解析。

成分分析、表面状態を把握する試験。

関連する文献調査。

 

試験前後の結果

以前作ったサンプルとデータ比較。

あー、前処理やりすぎたかな。

 

また、試験サンプルの分析から、今の装置の状態がわかるので、

以前のデータと比較して、変化がないか確認。

 

上司に相談。立ち話。生データを見ていただく。

午後のプランはちょっと変更。

 

お昼は社食で、会社の方8人とランチ。

 

実験うまくいかないです…と、相談。

本を貸していただいた。

 

 

■午後

午前中の実験が完了。装置をセットし直す。

 

チャンバーを綺麗に掃除して、すぐに、次の実験を開始。

その後、午前中処理した実験サンプルの成分分析。

 

そして、場所を移して、次の工程へ。

 

ストップウォッチ用意して、サンプルをピンセットで

処理液につける。

 

泡が出たり

色が変わったり

 

何秒で、どんな変化があったか、

細かいところまで観察する。

 

処理の後、再度成分分析。

 

予想していたものが、きちんとできているか、

工程ごとにチェックを入れる。

 

今日の、実験はここまで。

解析結果をまとめて、上司と相談。

明日の実験準備をする。

 

残りの1時間は、市場調査。

他社情報をまとめて、

営業とのディスカッション準備。

 

同じ部署の方に、報告、挨拶して

帰社。

 

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この日の作業は、機械2台を、稼働しながらの実験でしたが、

処理装置、成分分析の測定器、マシニングと、

多いときは3-4台稼働しながら実験・解析しています。

 

今日の歩数は、12027歩。

行き帰りで5000歩くらいなので、会社では7000歩程歩いています。

 

一見、開発というと、白衣を着て、フラスコを振って…

というように華やかな印象を持つ方もいます。(私の親がそうでした…)

 

しかし現実は、ほとんど作業着着用、内容も地味です…。

でも、これが確立できたら、世界にまだない加工ができるようになる。

 

 

 

技術者とはなんだろう…なんて、

普段考えたこと、なかったのですが、

私が考える「技術者」とは

 

・要求性能を満たすもの、

市場の要求コストにあったものを

限られた時間、できるだけ短期間で作る人のこと

 

・その目的のためなら、執念で

どんな泥臭い作業も、地道に取り組む人のこと

 

だと私は思います。

 

一般的には、技術者ってどんな人のことだろうと思い、

ググってみたところ、すごくしっくりきたものを、見つけました。

下記をご参照ください。

https://okwave.jp/qa/q5884199.html

>技術者とはどうあるべきでしょうか?

与えられた時間内で最小のコストで最大の結果を出せる

知識の量も大切だけれど、その質を問われる

 

・相手のレベルに合わせた説明ができる

・相手のレベルに合わせた伝え方を知っている

・相手のレベルに合わせた仕事の仕方を知っている

 

ローマは1日にしてならず・・・

技術者としての評価を得る前に、人間としての評価を得る事

育つ人間 ・育てられる人間 それ程多いとは思いません

 

>技術者とは本来どうあるべきなのでしょうか?

入り口が間違っていると思う 必要なら、必ず求められる 不用なら、追いやられます

そんなこと知っても、できるわけ無いし、何の役に立つか分かりません

 

>技術者とは本来どうあるべきなのでしょうか?

何て考えた事ありませんでした・・・(^^ゞ

自分を見て言える事は、今

でも自分は未熟だと感じる部分があるということ 知らなければならない

知識や技術がたくさんあること 技術や知識だけでは、人は動かない

 

とにかく人間としてどうなのか? そこが一番大切です

ただはっきり言える事は、

 

教えてちゃんは絶対にダメだという事

さき

さき

入社1~2年目では、主に金属加工(汎用旋盤、汎用フライス、少しマシニング)、 入社3年目からは、金属の表面処理開発に携わっています。 出身は応用化学科ですが、縁あって、 金属関連のお仕事をやらせていただいてます。 この技術、何かに使えないかな。 これは、どんなプロセスで使われるんだろう。 日々、勉強です。

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