コーポレート・アイデンティティ(corporate identity 略称CI)とは、
企業の持つ特性を内部的に再認識・再構築し、
外部にその特性を明確に打ち出し、認識させること。
CIの構成要素としては、社名やロゴ、コーポレートカラー、
スローガン、コンセプトメッセージが挙げられます。(引用;Weblio)
その中でテクダイヤが最も大切にしているCI、ロゴマークとスローガンをご紹介します。
2013年、それまで使用していたロゴマークから現在のロゴマークにリニューアルしました。
あまり馴染みのない2段ロゴですが、実はこのロゴにはたくさんの意味があるのです。
①テクダイヤには「アイデア」があるということ
お客様の期待を超えたものづくりがしたい。テクダイヤは常に図面以上の仕事を心掛けます。
言われたことを言われたままに行う、下請け的な仕事では付加価値は生まれません。
そのためには、社員の「アイデア」をもとに、要求に付加価値ある再提案を行います。
「製造業ではなく、提案業でありたい。」
そんな思いで仕事を続けてきたからこそ、
NASAやGoogleなど名高い企業と仕事ができているのです。
…ロゴの中に、IDIA(アイデア)が見えてきませんか…?
②テクダイヤには「I(私)」がいるということ
社長は、社員に対して「会社の歯車になるな、会社の代表になれ。」と言います。
みんな一緒じゃつまらない。社員ひとりひとりが、スマートでシャープに尖がっていて良い。
ひとりひとりの個性が集まってテクダイヤ全体の大きな力になると考えています。
つまり、このキリッとしたIの文字は社員を表しています。
社員ひとりひとりが集まって、テクダイヤになる。
「I」の文字には社員を大切に思う会社の精神が込められているのです。
③コーポレートカラー(セルリアンブルー)
テクダイヤの社員は何事にもアツく取り組みます。
だからテクダイヤのイメージカラーは赤ですね、と言っていただくことが多いです。
ところが、コーポレートカラーは「セルリアンブルー」と呼ばれる爽やかな水色です。
国境を越えて、世界へ広がる空の色。この爽やかな明るいブルーは、
社員の熱い心の中にある、希望、知性、誠実、未来性を表しています。
…テクダイヤのコーポレートカラーがもし赤だったとしたら、
さぞかし暑苦しかったことでしょう。(笑)
ロゴの上についている「こうしましょう。」のタグライン。
テクダイヤが1番大切にしているスローガンです。
「こうしましょう。」のスローガンを提案いただいた
小霜和也氏は、
企業スローガンについてこう語ります。
「僕らってこうだよね。世の中を良くするためにがんばってるよね」的な
自己肯定スローガン。「僕らはこうだ」的企業スローガンを決めちゃうと、
その企業はそこから一歩も動くことができません。そんなスローガンはむしろ害にしかなりません。
企業スローガンというものは、全従業員の動きを決めるための補助線のようなもの。
「あっちに走れ」と、方向を示す旗印、ベクトルワードじゃないといけないのです。
お客様からの案件をそのままこなすだけでは価格競争に陥ってしまう。
価格以上の付加価値を生み出すためには「こうした方がもっといいですよ」という
逆提案が必須。そうしてできた製品は、プライスレスになるはず。
今後、製造業としてではなく、提案業としてのビジネスモデルに切り替えるべきとき、
社員の体質からそのようにしていこう。と提案いただいたスローガンが、
「こうしましょう。」(Let‘s Do This.)でした。
「こうしましょう。」のスローガンが誕生して約5年。
スローガンは社員のベクトルとして着実に浸透しています。
例えば、
社内で何かを提案するとき、社員は「こうしましょう。を聞いてください。」と言います。
上司が部下にアイデアを求めるとき、「あなたのこうしましょう。は?」と聞きます。
「こうしましょう。」はテクダイヤの合言葉として、社員間で当たり前のように使われています。
そうして浸透した「こうしましょう。」で、お客様に対しても付加価値ある提案を
可能とし、期待を超えたものづくりを実現しているのです。
これからも、そんなテクダイヤの「こうしましょう。」を聞いてください。