チップが忽然と消える!?ポップコーン現象とは??

もう1月も終わりですね。今週末にまた雪が降る、降らないなどの情報がでているため、
皆さん体調には気をつけて下さい^^

耐熱試験スタート!

さて!今回は実験サンプルの耐熱試験※1をしていた時の話しです。

 

サンプルチップサイズは□0.2㎜ぐらいの米つぶよりも小さいチップ。

 

まずは耐熱前と後で変化がないか確認するために、写真撮影!

1チップ1チップ問題がないか確認しつつ、写真を撮ります。

 

撮影後は、慎重にチップをピンセットでつかみ、ヒートステージの上へ。

良し、時間を測定するぞ、とストップウォッチをスタート!

耐えてくれるといいなと思いつつ、チップへ目を戻すと、…!!!

 

※1耐熱試験とは:一定の時間、サンプルを高温状態にしても、サンプルの破損や特性に問題が出ないか確認する試験のこと

チップが姿を消す謎…

あれ!!?チップがない!?

 

おかしい…ちゃんと置いたはず…とヒートステージをよくよく見ると、

ヒートステージの端の方に少しだけチップを発見!

でも全部見つからない…。

んーちゃんとおいたの見たけど、動いちゃったのかな?と

思い、再度挑戦、

今度は目を離さないぞ!とみていると、

 

PON!PONPON!!!!

 

えっ…

なぜかチップがはじけ飛ぶという謎現象発生…

よくよくチップを観察すると、めっき膜のはがれも確認できます。

んーどうしてこうなってしまったのか…と考えつつ、とりあえず、上司に報告です。

ポップコーン現象とは

私「すみません、サンプルの耐熱試験をしていたら、めっき膜が剥がれて飛んでいきます…」

上司「あーポップコーン現象かー」

私(ポップコーン現象…!?なんか急にかわいい名前が…笑)

さて、今回の本題です。

 

ポップコーン現象とは、

まず、要因は様々ですが、めっき膜と基板の間に、水分が残ってしまうことがあります。

その状態で耐熱試験を行うと、中の水分が一気に水蒸気へと変わり、

体積が急激に大きくなります。

しかし、体積は増えても、逃げる場所がありません。

結果、衝撃にめっき膜が耐えられず、剥がれてしまうという現象が起こるんですね。

その時の衝撃で、ポップコーンのようにはじけて飛んでいってしまうから、ポップコーン現象と

呼ばれているみたいです。(呼び方は人や企業によって違うようです)

 

 

キャプチャ2 キャプチャ3

 

なので、高温にしたプレートの上にバラバラと撒き、ポップコーンのように跳ねたらダメ、

跳ねなかったオーケーという試験方法もあるそうです。

 

そういった現象があることを知らなかったので、びっくりしてしまいましたが笑

一つ賢くなった、ミルルンでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)