テクダイヤがディスペンサーノズルの加工限界を突破、「先端スーパーロングノズル」の開発に成功

ディスペンサーノズルはテクダイヤの主力製品のひとつです。

ディスペンサーノズルとは、液体を狙いの定量で吐出するシステムのことを意味し、このシステムを実現するための装置を「ディスペンス装置(液体定量吐出装置)」と呼びます。ディスペンサーノズルは液体を吐出するために口金の様な役割として、ディスペンス装置に取り付けられます。ディスペンス装置は身の回りの様々な製品へ間接的に役立てられており、飲食料品を型や容器に流し込んだり、スマートフォンなどに微細な電子部品を固定するための接着材を塗布したりすることが出来ます。

この度私たちテクダイヤは、そんなディスペンサーノズルの加工限界とされる、「先端内径;Φ0.25、先端長さ;6mm」の「先端スーパーロングノズル」の開発に成功しました。

先端スーパーロングノズル 2つの特徴

①先端の長さ

ディスペンサーノズルの先端長さの加工は、穴径:長さ(深さ)、1:10が加工限界とされる中、テクダイヤの先端スーパーロングノズルは穴径の1:24(24倍)の長さを実現し、加工技術の常識を覆しました。

 

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②ディスペンサーノズルの性能はそのままに

従来のディスペンサーノズル最大の特徴であった、内部段差のないテーパー形状や、切削による削り出し一体形状を採用することで、課題とされた材料詰まりを抑制することに成功。さらに、先端を研磨することで材料の這い上がりや、糸引きの問題を解決し、お客様の理想とする細部まで正確

安定した塗布を可能としました。

先端超ロングノズル誕生の背景

①お客様の要望

新開発のカメラモジュール生産のため、ディスペンサーノズルが必要でしたが、塗布したい箇所の近くには、塗布の障害となる高さ約3.5㎜のワークがありました。通常のディスペンサーノズルでは、ノズルの先端から塗布したいポイントまでの距離が遠く届かないため、正確な塗布を実現することができま

せんでした。

 

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解決策として、ノズル先端部をワーク高さよりも高い、4.5㎜以上にする必要がありました。組み立て式や、標準ニードルでは、内部に段差が存在するため、材料蓄積や硬化による詰まりが発生します。従来通り細部へ正確で安定した塗布を実現するには、ディスペンサーノズルの性能をそのま

まに、先端を長くした新しいディスペンサーノズルの開発が必要でした。

 

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②卓越した精密機械加工技術

精密機械加工を得意とするテクダイヤは、これまでも加工技術でさまざまな製品を生み出してきました。例えば、先端径業界最小10μのディスペンサーノズルのリリースや、研究機関と共同で、再生医療に寄与するバイオマテリアルプリンティングによって細胞を吐出するディスペンサーノズルの開

発にも成功しています。

 

 

先端スーパーロングノズルの用途

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主に、カメラモジュールの生産や、水晶デバイスの生産、LED蛍光体塗布に使用されます。世の中の電子機器の小型化に伴い、より狭所への高精細な塗布が求められています。テクダイヤのディスペンサーノズルは従来の性能をそのままに、任意の形にカスタム製造可能です。お客様の課題や

使用用途や合わせた設計を行いますので、ぜひご相談ください。

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