情報漏えいに対する意識の変化

もうだいぶ前の話である。中古品を取り扱っているサイトで探し物をしていたときに、ある製品に目が留まった。どこかで見た覚えがあると思ったら、前職時代に私が試作したRFユニットではないか。それは大手通信機器メーカ様向けに開発した試作機に搭載したユニットだった。懐かしさがこみ上げるとともに「何でこんなところにあるの、これってまずいんじゃないの?」という思いが浮かんだ。その当時でも納入してから20年ほどは経っていたはずなので、おそらく実害が発生するとは考えにくいが、当時は情報漏えいに対する意識が甘かったことがわかる。ところでいったいどこから流出したんだろう?

【想像1】私が失敗作を何気に金属ゴミに捨てた → 金属回収屋さんが中古屋さんに売った?

【想像2】納入先が製品評価後に廃棄物として処理 → 処理屋さんが中古屋さんに売った?

【想像3】社員の誰かが持ち帰って中古屋さんに売った?

今では廃棄の際は、原型がわからないように粉砕してから廃棄するのでそのようなことはありえない。

 

思えば、10年ほど前から自動車のナンバーで個人が特定できにくくなったり、NTTの電話帳に名前を載せなくなった人が増えたり、地域住民に住所録を配布しなくなったり、個人情報に対する意識もだいぶ変わってきているように思う。以前は、年賀状を送るために社員の住所録を社内に配布していた会社もあったといえば驚く人も多いんじゃないだろうか。

 

何でも規制規制では息が詰まってしまうが、もうあの頃のおおらかだった時代には戻れないんだろう。

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