漏れ電流

テクダイヤで製造しているコンデンサの素材にはセラミックが使用されています。セラミックは非常に絶縁性の高い素材ですが、その抵抗値は無限大ではありません。従い、コンデンサに電圧を印加している間は、わずかではありますが電流が流れていることになります。これを漏れ電流といいます。

【漏れ電流の規定】

テクダイヤでは漏れ電流としての規定はなく、定格電圧に対する絶縁抵抗値として規定しています。漏れ電流は、定格電圧(V) / 絶縁抵抗値(Ω)で簡易的に求めることができます。

 

【漏れ電流を測定する場合の注意】

・専用の測定器を使用すると安心ですが、DC電源、微小電流計とコンデンサを直列に接続すれば測定できます。

・測定時には高電圧を印加しますので、感電しないように注意が必要です。

・電圧印加直後のコンデンサには、充電電流・吸収電流が流れますので、これらが収束するまで待ってから測定する必要があります。

・測定後のコンデンサは充電されていますので、放電してから取り外してください。

・吸湿による影響が大きいので注意してください。

 

【漏れ電流の影響】

微小電流のモニター回路、積分回路や高インピーダンス回路に使用する場合には、誤差の原因となりますので注意が必要です。テクダイヤ製のSLC(単板セラミックコンデンサ)は絶縁抵抗値が高い(漏れ電流が少ない)ことと、主な用途としてRFカップリング、インピーダンスマッチング、デカップリング等にご使用いただいておりますので、漏れ電流による影響は問題ございません。

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