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極小チップ(0.25㎜)のコンデンサのチップハンドリングハンドリング ~扱い方のコツ紹介編~

極小チップ(0.25㎜)のコンデンサのチップハンドリングハンドリング ~扱い方のコツ紹介編~

こんにちは。品質保証部のたまごです。

 

今日は、0.25mmチップコンデンサのハンドリング~コツ紹介編~

ということで、第一回の私のブログ(https://tecdlab.com/2016/11/156/)で紹介した、

0.25mmのサイズのセラミックコンデンサの扱い方のコツを一部紹介したいと思います。

(雑すぎてあとで先輩たちに怒られないか不安…笑)

 

 

その1! ~裏返したい!編~

①つかみます。

Image(11)-1

 

②トレーのフチにのせます。

Image(11)-2

(横から見ると、こう)

Image(11)-3

 

③ピンセットで横から押します

Image(11)-4

 

④くるりと裏返ります。(成功率40%くらい? ※個人の感想です)

Image(11)-5

 

 

その2! ~側面を4面ともみたい!編~

①その1の方法でチップを落とし、側面を出します。

 

②側面の上にピンセットを置きます。

Image(11)-6

(横から見ると、こう)

Image(11)-7

 

③チップ手前側に少し力を入れてころんと転がす(※成功率40%くらい ※個人の感想です)

Image(11)-8

 

 

その3! ~神様おねがい!編~

①チップをつかみます

②チップを落とします

③期待する面がでたらサイコー!(成功率15%くらい ※個人の感想です)

 

 

…ということで、成功率の低さから皆様もお気づきかもしれませんが、

狙った通りにチップを触るのは、非常にむずかしいです!正直!

 

単純にチップが小さくて見づらいというのもありますが、

どちらかというと感覚的にはトランプでタワーを作るときのような、

立てたコインの上にまた立てたコインを乗せるときのような、

そういう「かける力の加減、バランス」のようなものを問われる感じの作業です。

顕微鏡をのぞきながらの作業になりますし、私のスキルでは、上記の成功率がいいところです(

涙)

 

もちろん、フィリピンのスタッフはもっとうまいですよ!

ちゃんと訓練して、合格にならないとスタッフとして採用されません。

 

あとは、道具としてはセラミックのピンセットを使用し静電気を抑えるのが一般的かと思います。

たまに、メタルピンセットであえて静電気でくっつけて転がす…等のハンドリングもしてみたりすることも。

 

まだまだ修行中なので、

他にもコツやアイデアがあれば、是非、教えてください!

 

品質保証部 たまご