3Hって何?

プロテインは無駄?太る?肝臓に悪い?ドーピング?そんなプロテインの疑問を解決します!

プロテインは無駄?太る?肝臓に悪い?ドーピング?そんなプロテインの疑問を解決します!
筋トレ大好きエンジニアのDamienです。
皆さんあけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

私は出勤前の時間や休日に筋トレ好きな
社長や社員と一緒ににトレーニングをしています。
テクダイヤの社長は私と同じ学生フットボール出身ですので、
Damienと同じくらい筋トレが大好きなのです。

そんな社長に、「プロテインは無駄だ」と言われました。
しかし!それは大きな間違いです。
※あくまでDamienの考えです。


アメリカンフットボールをやっている私は、
同僚からよくサプリメント(特にプロテイン)について質問を受けます。

「運動しない私が飲んで効果あるの?」
「プロテインって太るんでしょ?!」
「ドーピングにひっかからないの?」

今日はそんな疑問に、筋トレ大好きDamienがお答えします。

プロテインとは

プロテイン(英:Protein)は英語でタンパク質という意味ですが、サプリメントとしてのプロテインは高タンパク質加工食品の事を意味します。タンパク質は主に肉・魚・卵・乳製品・大豆などに多く含まれおり、それらの食品を原料としてタンパク質を抽出し、吸収しやすいように加工されたものがプロテインです。元は食品なので薬ではありません。もちろんドーピングでもありません。

タンパク質とは

タンパク質は摂取されると胃・十二指腸・小腸のそれぞれで異なった消化酵素により3度分解されます。小腸で行われる3度目の分解でアミノ酸へと姿を変え、小腸の内側にある柔毛内部の毛細血管から吸収され肝臓や心臓に運ばれます。アミノ酸は血液・皮膚・筋肉・骨・毛髪など体を構成する成分であると同時に、酵素・ペプチドホルモン・神経伝達物質などにもなります。人間の身体は60%が水分により構成されていますが、その水分を抜いてしまうと、大部分がタンパク質から構成されています。タンパク質は生きていくために必要不可欠な栄養素です。運動をしている人は特に筋肉の維持や発達のために多量のタンパク質を摂取することが勧められています。

アミノ酸とは

タンパク質はおよそ20種類のアミノ酸で構成されています。

この中には人間の体内で作ることができない9種類のアミノ酸があり、これを必須アミノ酸と呼びます。

 

必須アミノ酸

リジン・バリン・ロイシン・メチオニン・スレオニン・イソロイシン・トププトファン・フェニルアラニン・ヒスチジン

 

その他のアミノ酸

セリン・チロシン・グリシンアラニン・アスパラギン・アスパラギン酸・グルタミン・グルタミン酸・

システイン・プロリン・アルギニン

アミノ酸の基本構造

ろんたろ

 

アミノ酸はC-炭素にN-アミノ基とCOOH-カルボキ基ならびにH-水素が結合した分子構造をしています。そこにR-側鎖の原子が結合してアミノ酸が形成されます。アミノ酸は種類ごとに異なったR-側鎖を持ちます。要するに、20種類のR-側鎖が存在するのです。

 

アミノ酸の分子構造を確認することによってアミノ酸ごとの親水性/疎水性などの特徴を見分けることができます。R-側鎖にOH基を持っているアミノ酸は親水性があり、水に溶けやすい性質があります。(トレオニン・チロシン・セリン)

おすすめのアミノ酸6選

ロイシン

エネルギー源になる。筋肉のタンパク質分解を抑える助けになる。

 

イソロイシン

エネルギー源になる。筋肉の消耗を防ぎ、皮膚の回復も促進する。

 

バリン

肝臓で処理されず、筋肉に積極的に取り込まれて直接エネルギー源になる。

 

グルタミン

免疫系の機能を助ける。知力、集中力を刺激し記憶を助ける。

 

アルギニン

インスリンや成長ホルモンの分泌を増やす。免疫系の機能を助ける。

 

トリプトファン

鎮静作用を持つ神経伝達物質のもととなる。成長ホルモンの分泌を刺激。

タンパク質(アミノ酸)の重要性について

「筋肉の材料」と言ってしまえば簡単ですが、タンパク質は筋肉だけの材料ではありません。先ほどのアミノ酸の話と重複しますが、血管や皮膚、毛髪や爪など体の中で骨と脂肪以外の組織は大部分がタンパク質からできています。美容によいとされるコラーゲンもタンパク質の一種です。

 

また、人間の体を占める割合は水分が最も多く次に多いのがタンパク質であり、非常に重要な栄養素であることが分かります。タンパク質でつくられた細胞は、毎日の新陳代謝で常に新しく生まれ変わります。体表面から出てくる垢は、古くなり剥がれたタンパク質の死骸です。生命維持に欠かせないタンパク質ですが、毎日の食事で必ず摂取する必要があります。摂取されるタンパク質の量が足りないと、絶対に必要な部位に優先的にタンパク質を供給します。(正確にはアミノ酸)それでも足りない場合、人体は自らの骨格筋を分解しタンパク質を取り出して補おうとします。

 

筋肉からタンパク質が失われるということは、筋肉が小さくなるということであり、筋肉増量させたい方にとっては避けなければならない事態です。

…ということでプロテインは必要?

答えはYes.です。


 

筋肉を増量するにはタンパク質が必要です。

筋トレを行ってない方でもタンパク質は毎日摂取することが理想です。

では、具体的にどの位のタンパク質が必要なのでしょうか。

 

<タンパク質の摂取量>

筋トレを行う人 → 体重x3 (g)

普通に生活する人 → 体重x1~1.5 (g)

 

体重80kgの筋トレを行う人であれば1日に240g のタンパク質を1日の中でバランスよく摂取しなければならないことになります。

 

では、これを食料品に例えてみましょう。ボディービルダーが好んで摂取する、高タンパク質低脂肪の代表格、鶏胸肉ですが、体重80kgの人は一日にどの程度摂取しなければならないのでしょうか。

 

なんと、1.05kgです。


( 胸肉100gあたりのたんぱく質含有量は23g )

 

胸肉はパサパサしていてDamienは好きではありません。毎日1kgの胸肉を摂取し続けるのは大変ストレスです。また、食料品のみでタンパク質を摂取しようとすると同時に多量の脂質を摂取することになります。プロテインはコップ1杯で約30gのタンパク質が摂取できるうえに手軽で脂質が非常に少ないです。

 

特に、トレーニング直後のタンパク質摂取にはプロテインが必要不可欠であり、製法によっても異なりますが、市販のプロテインは摂取してから30分程度でアミノ酸に分解され、破壊された筋肉組織の修復に作用されます。これが食料品によるタンパク質の摂取であるとアミノ酸に分解され吸収が始まるまでに2時間半ほど時間がかかってしまいます。

 

時すでに遅しです。


 

筋トレで破壊された筋肉群の治癒を目的として、体は自らの筋肉組織を分解させ始めるのです。

 


何のための


筋トレだったんだ(゜-゜)!!!!


 

…ということになります。

お酒と同様、あまりにも過剰摂取を繰り返すようですと肝臓にも負担がかかりますが、1日に100g程度のタンパク質補給を目的とするのであれば問題ありません。

 

「効率的な仕事ぶり、充実した筋トレ生活」


にはプロテインが必要不可欠ですね!


 

トレーニング直後のプロテインは最高です。体に沁みます。

皆さん是非Tryして下さい!

 

さあ筋トレの時間だ。

ではまた!!!!ジムでお会いましょう!!!!