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技術部の仕事って何?~多岐にわたる仕事~

技術部の仕事って何?~多岐にわたる仕事~

こんにちは☀︎yonaです!

 

セラミックを扱っている技術部に所属する私ですが、

今現在、私の部署は7チームに分かれて仕事をしています。

 

技術部のイメージは 「 モノを作る 」

… というのが、すぐに思い浮かぶと思いますが、

「 モノを作る 」 と一言言っても、たくさんの人のチカラが集まって、

1つの製品のができています。

 

今日は、7チームそれぞれのいいところ、どんなことができるのか、

そして、顧客にとって、会社にとって、どんな影響があるのかお話をさせて頂きます。

 

テクダイヤのセラミックス部門の技術部は

・ 海外製造

・ 国内製造

・ 設計

・ 開発

・ バリューエンジニアリング

・ 設備

・ オペレーション

上記の7チームに分かれています。

 

もちろん、バリューエンジニアリングに所属しながらも

海外製造のフォローをしていたりと、そのチームにいるからと言って

それだけをやる!ということではありません。

 

どんなことが主な仕事となるのか、各チームを私の視点からになってしまいますが、

ご紹介をさせて頂きたいと思います。

(1) 海外製造


 

量産工場での製造を行っています。

フィリピンで働く現地の方とのコミュニケーションが、とっても大事です。

海外製造は、工程全てを理解し、どんなトラブルにも対応する

「 スーパーマン 」 のような方がいらっしゃいます!笑

 

状況把握能力や判断力に加え、本社とCMIをつなぐコミュニケーター。

海外製造チームは、エンジニアとしての能力だけでなく

マネジメントスキルも必要な部門だなと思っています!

 

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そんな海外製造に今週から2年目社員が行くことになりました!

たくさんの事を学んで、ひとまわりも、ふたまわりも

成長してきてほしいなと思います☆

 

 

(2) 国内製造


 

その名の通り、国内での製造を行うチームです。

海外製造は 「 量産工場 」 としての業務がメインとなるため

国内製造は 「 工程改善 」 や 「 実験 」 に加え、「 少量の試作 」 を行っています。

 

国内製造のやりがいは

「 自分で手を動かしたものが、形になること 」 かと思います。

新しい工程での生産や、開発品を、苦労しながら製造するのは国内製造チームです。

 

自分たちが手を動かしているからこそ!

こうしたら、もっと簡単にできるのに!より良いものができるのに!

という声を挙げ、量産までをスムースにもっていくため日々、奮闘しています♪

 

営業が持ってきた、

「 あんなことできない? 」 「 こんなもの作ってほしい! 」を形に。

そんな素敵なチームです!

 

 

(3) 設計


 

設計チームと聞くと、難しいような…パソコンと向き合っているような…

そんなイメージがありますよね。私も始めはそうでした!

もちろん、図面を描いたり、工程を設計したり、PCと向き合うことも必要です!

 

でも、それだけではありません!!

顧客からの 「 こんなものができない? 」 という要望を叶えられるチームです。

開発をしているお客さんは手探りです。

「 こんなもの欲しい 」 というイメージを営業に伝えます。

それを、今ある技術で、どんなことができるのかを考え、 「 図面 」 という形にします。

 

また、海外製造・国内製造で問題が起こったときには、

設計チームが、原因を追究し、実験をしたり提案をしたりと、

工程を深く理解している必要がある部門です☆☆

 

今、自分たちができる技術を最大限に活用しながら顧客のニーズにいかに答えるか。

設計チームは、テクダイヤにある、今の技術を支えているチームです。

 

 

(4) 開発


 

開発チームはその名の通り、 「 開発 」 を行う部門です。

開発といっても2通りあります。

 

1.今ある技術への付加価値

2.全く新しいものを生み出す

 

日々、実験を繰り返し、失敗したり、成功したり。

良好な結果が出る日もあれば、失敗が続く日もあります。

 

開発が成功しても、

「 製造のコストが高すぎます 」 と、他の方法で製作できるよう依頼をされたり…笑

 

ですが、自分が開発したものが、世の中に出るという喜びを

一番に感じられる部門ではないでしょうか。

 

開発グループは、 「 未来のテクダイヤ 」 を支えています。

「 未来のテクダイヤ 」 を想像しながら、 「 未来を支える技術 」 の開発をしています。

今ではなく一歩先を見据えながら仕事ができるチームです☆

 

 

(5) バリューエンジニアリング(VE)


 

Valueというくらいなので、コストと向き合う部門です。

今製造しているものを、

「 いかに安く、同じものを作るか 」 を常に考えながら工程改善を行います。

 

VEチームはコスト低減をするということなので、

自分の仕事の成果が、数字としてしっかり表れてきます。

 

「 自分がこの実験を達成すれば、この製品が○%安く販売できる 」

 

安く販売できるようになると、会社の利益の幅が多くなります!

それだけでなく、顧客に対しても、安く販売ができます。

 

コスト低減を始めると

「 こんなところに、お金がかかっていたんだ~ 」 と驚くことが沢山あります。(笑)

VEチームは、技術部の中でも

「 顧客の利益・会社の利益に直結する改善 」 を行っている部門です♪

 

 

(6) 設備


 

次に設備チームです。

テクダイヤでは、国内・海外共にたくさんの装置を持っています。

そのすべての装置のメンテナンスやトラブル対応を行う部門です!

 

装置の不具合があったら、設備チームに連絡をし

装置メーカーの方々に問い合わせをし、故障原因の調査を行います!

 

メンテナンス情報の管理も行っています。

いつ・どんなメンテナンスを行わなくてはいけないのか、

装置の予備部品はあるのか、

設備チームは、製造にかかわる全ての装置に対しての情報を集約し

迅速に装置トラブルを解決するための 「 鍵 」 を握っている部門です☆

 

 

(7) オペレーション


 

最後にオペレーションチームです。

今、私が所属している部門になります。

 

オペレーションチームは、「 技術部の窓口 」 です。

 

テクダイヤには

管理部・営業部・品質保証部・広報室…沢山の部署がありますが、

他の部署からの相談を受け付け、

どのチームに話をすると仕事がスムースに進むかを判断します。

 

窓口業務だけではなく、

試作から量産までスムースに進むよう、アシストをしたり

顧客図面が来た後、製品出荷するまでのフローを制作・指示したりと

技術部内だけでなく、他部署の方々も、

どうしたら仕事がしやすいか、効率的に仕事ができるかを考えている部門です!

 

7チームに分かれている技術部ですが、

もちろん、自分のチームの仕事だけでなく、他のチームのフォローをし、

お互いに助け合いながら仕事をしています。

 

全員のチカラが一緒になって、一つの会社。

ひとつのモノを出荷するために、全員のチカラが必要です。

 

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私はオペレーションチームに所属していますが、

入社して4年半、沢山の仕事をさせて頂きました。

7つのグループの内の、約4チームの仕事を経験し、今があります。

 

 

オペレーションチームが自分に合っているかは…

正直、自分では分かりません。(笑)

 

ただ、ここに配属されていることに意味があると感じています。

 

開発チームにいる人は 「 無形のものを有形にするのが得意な人 」

設計チームにいる人は 「 今ある技術を最大限に生かすことができる人 」

 

今いる場所で、最大限に

会社や顧客に還元できる仕事ができればいいな、

そして、みんなが同じ気持ちで、同じ方向に向かって

仕事ができればいいな、と思っています。

 

 

yona.