3Hって何?

【漫才のススメ】12年目営業マンが漫才から学んだコミュニケーション術

【漫才のススメ】12年目営業マンが漫才から学んだコミュニケーション術
いやー漫才って面白いですよね! 年末近くなると〇-1やTHE 〇ANZAIなど有名な番組やそれ以外にも漫才系の番組が盛りだくさんなので 年に一度だけテレビ雑誌を購入し、テレビ欄で漫才探して蛍光ペンでマーキングするのが楽しみなんです。 今回は技術ブログから脱線しまくりな漫才話をお届けします。

漫才って何?

漫才は見たこともあるし、聞いたこともあると思いますがそもそも一体どんなものなのでしょうか?

ということで調べてみました。

 

《歴史》

漫才の発祥と言われる萬歳(まんざい)は、平安時代から始まった芸能で、新年を言祝ぐ(ことほぐ)歌舞である。2人一組で家々を訪れ、新年を祝う口上を述べた後に、1人片方が打つ鼓に合わせてもう1人が舞う。江戸時代には、全国各地でその地名を冠した尾張万歳、三河万歳、その後、大和万歳などが興り、歌舞のみでなく言葉の掛け合い噺や謎かけ問答を芸に加えて滑稽味を増し発展していった。しかし、第二次世界大戦後にはほとんど行われなくなっていき今では保存会などの復興・継承がされている。(Wikipedia)

とのネット調査結果ですw

発祥は我々が知る今の漫才ではなく伝統民族芸能だったのですね。

かなり省略しますがその後、明治→大正と時がうつるにつれ、落語などの影響も受けながら進化し大正末期に現れた二人組が従来の和服、太鼓、唄ではなく「スーツ姿に、会話のみ」という斬新なスタイルで登場しこれが現代の漫才にも踏襲されているようです。

 

おまけ情報:昭和8年(1933年)に吉本興業が「万才」を「漫才」に表記を変えたことが今の漢字に繋がっているようです。

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現代の漫才スタイル

現代の漫才は大きく二種類に分類されます。それは「しゃべくり漫才」と「コント漫才」。

概要を説明すると、

 

「しゃべくり漫才」

正統派漫才ともいわれ、単純に話芸や話術のみで行う漫才のこと。コンビの場合ボケとツッコミに分かれて会話をしその掛け合いで観客を笑わせます。

ツッコミがネタを進行するパターンや、ボケがネタを進行するパターンなど様々な種類がありますが、いずれも役柄を演じるのではなく、会話のみで展開する漫才を「しゃべくり漫才」と言います。

 

「コント漫才」

漫才として始まりますが、ネタの途中で特定のシチュエーションに入り寸劇・芝居に突入する漫才です。

よくあるのが「なってみたかった職業」や「やってみたかった役柄」などを提示し、相方もそれに相応した役柄を演じてネタを展開するパターンです。

ただしコントとの決定的な違いは、導入部は漫才として開始し、終了時もツッコミ役の「もうええわ」等の決め台詞で終わることや、コントのように役やキャラクターに応じた服装やメイク、小道具などを用いない点が大きく違います。

漫才とコミュニケーション

漫才は有名な大会では4分間ですが、劇場などでは7~10分程度が一般的な時間です。彼らはこの限られた時間の中で観客を笑いの渦に包むべく膨大な時間をかけて台本(ネタ)を作り稽古をしています。その計算され尽くした掛け合いは、我々が人とのコミュニケーションをとる場合においても学ぶべきところがたくさんあると私は思っています。

個人的な意見ですが、笑いの中で最も重要な要素は「間」だと思っています。大した語彙力がなくてもこの「間」だけで笑い生まれます。

例えば「うん」と返事するタイミングを0.5秒早めて食い気味にしたり、ワンテンポ遅らせたりするだけで単純なそのキャッチボールに笑いが生まれます。皆さんも一度や二度は経験があると思います。

昔アメリカのコメディアンをテレビで観ていました。言葉が分からないので具体的な内容は理解できませんが彼らの「間」が面白く、言っていることが分からないのに楽しめたのを覚えています。

漫才の中には間だけではなく、テンポや言葉のチョイスなど学べる要素はたくさんあります。もちろん彼らはプロだし訓練されているので一般人の我々がすぐにマネできるものではありませんが、これらのことを意識して観ることで、人と上手くコミュニケーションをとるヒントが見えてくると思います。
いつの間にかあなたもお話上手になっているかも!?

先ずは楽しむことが大事なので、これをきっかけに漫才を観てみてください!

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