テクダイヤ社長の3Dプリンティング奮闘記#1
0.1㎜ノズルで3Dプリンティングしてみた

はじめまして、テクダイヤの社長をしている小山です。
3Dプリンティング用に設計されたノズル「kaika」。
その最小径の0.1㎜ノズルでプリント挑戦してみた。
3Dプリンティング界にはこんな言葉がある。
・0.4㎜なら誰でもできる。(俺は失敗したけどw)
・0.2㎜で半分が離脱する。
・0.1㎜はプロの技で出力される。
「3Dプリンティングはわかりません、ノズル屋なので」
なんて台詞は雑魚すぎる。
3Dプリンティングでノズルに何が起きているのか知らねばノズル屋を語れない。
0.1㎜ノズルで3Dプリンティングに挑戦してみた。
で、結論
失敗4回
成功2回
失敗は成功の母と折れかかった心を修復しなんとかもっていった。


成功でやったこと。
1.テフロンチューブは極端に短く。フィラメント押し引きのレスポンス上げる←ボーデン式
2.レイヤー高さ0.1㎜、初期レイヤー高さ0.2㎜←これはプロのアドバイスを素直に
3.ノズルの温度は230~240の高温。フィラメントをシャバシャバの液状に。
4.冷却風は当てない(わたしのKP3はもともとファンが弱いと言われているのでそのまま)
5.ベッド温度は80度。高温で初期層の定着狙う。
6.押し出し量は60%。kaikaは液状になったフィラメントがすとんと落ちてくる。
7.印刷速度は40㎜/sec。速度上げない。
8.失敗にめげないメンタル
9.気合と根性
あくまでも俺の場合。
プロの方はもっと他のテクやノウハウがあると思うので参考にするかしないかは自己責任でw
でも一番大切なものは、8番と9番です!
社長の奮闘はまだまだ続く…
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