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化学物質取扱作業の安全教育を実施しました!

化学物質取扱作業の安全教育を実施しました!
テクダイヤには、セブ工場だけでなく本社にも試作・実験等ができる設備があります。 実験等を行うにあたり、避けては通れないのが化学物質の取り扱いです。 つい先日も安全な取り扱いのため研修を実施したので、紹介させていただきます。

化学物質とは?

「化学物質」と聞くと、特殊な薬品等生活には関わりのないものをイメージされる方もいると思いますが、

実際には身の回りにあるすべてのものが「化学物質」です。

つまり、洗剤や殺虫剤から身近なプラスチック製品、さらには水も「化学物質」なんです。

 

生きていくのに必要だったり、生活が便利になったりする反面、「化学物質」には危険性・有害性といった私たちに悪影響を及ぼす面もあります。

例えば、引火や爆発等火災の原因になるもの、吸い込んで中毒になるもの、など。

そのため、良い面/悪い面があることをよく理解して安全に「化学物質」を扱えるように、管理や対策・教育を実施しています。

化学物質の取扱作業研修

さて、先日テクダイヤ本社では技術部門のメンバーを対象とした化学物質取扱研修を実施しました。

新人~ベテランまで参加してもらい、安全に作業するための注意事項・知識をみんなで復習しました。

内容を抜粋して紹介します!

 

☆化学物質を安全に使用するための注意事項☆

一般的なことですが、下のような内容を社内ルールも交えて確認しました。

・取扱作業をするときは身だしなみを整える(髪を結ぶ、動きやすい服装にする、etc)

・取扱作業は一人にならない(緊急時に助けを呼べないため)

・気分が悪い、異臭がする、など少しでも普段と違うことがあればすぐに報告する

・保護具と設備を正しく使用する

 

☆SDSについて☆

SDS(Safety Data Sheet)とは、化学物質の危険性・有害性情報や該当法令等が書かれた説明書です。

また、SDSと容器ラベルには危険性・有害性がわかりやすいよう絵表示があるので確認が必要です。

社内には薬品庫や作業場等色々な場所に絵表示とその意味について掲示があり、

社員がいつでも確認できるようになっています!

ちなみに、炎の絵表示(下図)があるものは引火の危険性があるので、着火源となるものを近づけない等の対策をします。