3Hって何?

営業スタイル解説 ~キャラ紹介~

営業スタイル解説 ~キャラ紹介~
この人みたいに働きたい!私は将来どんな働き方をしているんだろう?誰もが一度はそんな憧れや悩みを持ちますよね。バリバリ仕事をこなす上司の姿を見てお手本にする人もいれば、家族にロールモデルがいる方もいますよね。若手や新人が目指す将来像、キャリア像を私の周りにいるテクダイヤの「営業」に絞ってご紹介していこうと思います。

営業ってどんなイメージ?

唐突ですが、みなさんのイメージする営業ってどんな人物像でしょうか。

 

元気がよくて人当たりがいい、みんなから好かれる方でしょうか?

シルクスーツを着こなす百戦錬磨のクローザー!

ハーヴィースペクターみたいなベテランでしょうか?(最近2周目を見始め影響されてます)

それとも、いつもノルマに追い込まれていて、泣きそうな顔で電話している若者でしょうか。。

営業ってメジャーな職種だと思いますが、業界や顧客・社風によって仕事内容や雰囲気も異なります。

なので、それぞれが思い描く営業の姿って結構ギャップがあったりするんですよね。

 

かくいう私もテクダイヤで営業活動を行っている一人なのですが、働き始める前の営業に対するイメージは

「スーツを着て汗だくで、手に電話を巻き付けてかけまくり、ペコペコ走り回っている人」です。

我ながら的を射て…  実際の営業とは全然違うイメージを持っていました。

 

僭越ながら、今回は組織の内から見た「営業」について、完全なる私の主観でご紹介したいと思います。

もし営業になりたいと思っている方がいれば営業のふわっとしたイメージのひとつに、

営業とあまり関わりを持たない方は彼らの生態について、参考になれば嬉しいです。

 

組織における営業の役割とは

営業の生態について触れる前に少しだけ。

そもそも会社や組織における営業の仕事、それはズバリ..... 「売り上げを創出すること」です。

 

販売員/営業員/コンサルタントなど、会社によっては細分化され求められる業務が異なることはありますが、

「お客様に対して自社の製品やサービスの購入を促し、売買契約を結ぶこと。」

この役割に違いはありません。その売上から会社の経営に必要な費用や、我々のお給料をいただいてます。



利益を上げるための改善活動は、どんな組織でも恒久的に行います。

しかし、売上を立てる。これは組織の中で営業にしかできない事ですから、

その分責任が重く、営業その人や部門が評価される最も大きなポイントです。

 

会社の収益を増やすために営業活動を行い、その結果によって評価される。

これはどのような業界・企業でも共通ではないかと思います。



巷でよく聞く営業ノルマ! なんかもそのためですね。

最終的に求められる全体の売上に対して月/週毎の目印を置き、進行状況の確認や、それに応じた行動修正をし易くしています。

 

売上を創出するために、我々は顧客に対して様々なアプローチを行いますが

テクダイヤはメーカーなので営業単体で案件完了することは無く、他の部門や関係者の方々より、

協力を得ながら案件を進めていかなくてはなりません。



原材料や設備の管理は勿論、製品を製造し納入するには技術や工場(生産) の力が必要ですし、

高品質な製品を提供し続けるためには、品質保証部のご協力が不可欠です。

ひとつの製品を出荷するために、多くの関係者によって支えられています。

 

また、時には顧客や社内を説得し、交渉しながら案件をリードすることが求められます。

そのため営業には顧客と会社、双方で円滑に案件を進めるためのコミュニケーション能力が求められます。

顧客側の要望を最大限に叶えられるよう考えながらも、売上や利益を確保する必要もありますので

状況に応じた判断・行動をすること、チームをゴールに導く力(リーダーシップ)が求められます。



我々営業は一人の人間なので、それぞれの性格や得意・不得意があり、

それは顧客となる企業側も同じこと。実際にやり取りし判断を下すのは人間です。

あなたの友達や家族と同じように、どのような性格か、周りの人間とどのように関わりを持つかは、人それぞれです。

 

ましてやビジネスの場合は、お互いにやり取りの先には明確な目的がありますから

目的を達成するために、どのようにアプローチするか、担当営業によって面白いくらいに違いがあります。

キャラ紹介

さて、いざ本題なのですが上述したように営業にはそれぞれのスタンスや特徴があります。

ここからは、私が一緒に仕事をしたり、案件の進め方をみたり、これまで関わりを持ってきた

面白い営業さん (様) たちをご紹介したいと思います。



勿論根底にはそれぞれの性格もあると思いますが、研鑽を積んだ最終形態みたいなものなので

ゲームのステータス振りに近いと思います。
1)人間性 極振り

「座右の銘は義理・人情。持ちうる行動力の全ては自分と関わりを持った人のために。」



特徴:諦めないド根性とひた向きさを、顧客の想いを形にすることへ全集中。

顧客からの信頼度が非常に高く、揺るがない強固な関係性を築くことができる。

ただただ一生懸命なので社内外を問わず、関わりを持った人間は皆、協力を惜しまない。
3)Skil 技術型

「さてさて、どんなものが作りたいんだい?」



特徴:ザ・Engineering Sales。製品や製造(工程)に関する理解が深い。

技術的な提案やサービスを提供できることで顧客の信頼を勝ち取る。交渉の際には説得力が高い。

一度関わりを持つと、その後も担当と安定した関係性を続けていくことができる。

また、案件が動き出すときには、設計上のリスクが明らかになっているので社内検討も進めやすい。

 
3)Agility 素早さ型

「わたしに捌けない案件は無い」



 

特徴:即断即決。状況に応じた最適解を即断し行動するため、案件のスピード感が速い。

物事の本質を把握する力に長け、相手より先手を取るため関係者が追いかける構図になる。

パターン化された案件よりも、複雑で進行難易度が高い案件でこそ本領を発揮する。

迅速な判断の背景には周りに見せない貪欲な勤勉さや、失敗経験からの学びが確かにある。
3)Strangth/Defense パワー型

「今のは攻撃とは呼びません... 本当の攻撃はこうやってやるんですよ。」



特徴:多くの大戦を経験し、防御というよりも様々な攻撃への耐性が高くその場の対応力に優れている。

交渉術に長け、相手に警戒させない、寧ろ安心を与えるようなトーンの交渉を行う。

正面から来る相手の攻撃に動じず、不意打ちはヒラりとかわします。正にスキ無し。

優しい笑顔・落ち着いた言動に甘えて攻撃を仕掛けようものなら、特大カウンターが待っています。
4)Lv. Max  ラスボス 

「こないならこちらから行くぞ」



特徴:生物としての違いを感じるような、圧倒的な経験値の差。凄まじいオーラに相手が中てられてしまう。

交渉にめっぽう強く、対峙した相手は逃走を図るか、魅せられてこちらの陣営に寝返ることになる。

究極進化前は戦略型だったようなので、人懐っこい笑顔で近づき、相手が気づいた時には頭上に

究極魔法を構えていたりする。

 

さいごに

以上、私が普段かかわりを持つ人たちについて、いくつかご紹介させていただきました。

客観的に見てそれぞれのスタイルに少し特徴がありますが、どれが正しい・間違っているという話では

ありません。



彼らは彼らの選んだスタイル・ステータス振りで結果を出し、会社に利益をもたらしています。

全ステータスをカンストし、盤面ごとに使い分けることは理想ですが、

それは一生分の時間軸では足りず、また自身の適正もあるため合う・合わないが出てきます。

 

彼らのようなスタイルを良き例に、良い部分を模範して自分のスタイルに吸収すること。

自身のキャラクターをどんな方向性で育成していくのか、なりたい将来像を少しずつ浮き彫りにしていく

ことが大切だと思っています。



 

さて、明日わたしの席が無事かどうか心配になってきたので、

今回はこのくらいにしておきます。

 

それでは皆様 良い一日を。

P.S.

テクダイヤでは新人~若手が期を通してペアになり、関わりを持つメンター面談という制度があります。

勤務時間に面談を行いますが、より心を開いて会話できるよう外食をしながらの面談も認められています。

普段直接仕事の関わりが無い相手でも、お酒を片手に熱い思いを語りあったりなんかします(照)