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秋の夜長の過ごし方

秋の夜長の過ごし方
季節が進んで、朝晩が涼しくなり、秋になってきましたね。
今回は、技術向上ブログのタイトルからは、かけ離れた趣味のお話です。
秋は、夜の夜長に「読書の秋」とよく言われますが、今回はお薦めのミステリー小説を紹介します。

個人的には、ミステリー小説好きで、秀逸な作品と言われているミステリー小説を、これまでにたくさん読んでいます。もちろん、話題になっているベストセラー作品も読みますが、読み終わった時に、気持ちが落ち込んでしまって後悔する事も多くあります。実は、「グロテスクで詳細な描写が得意な作家」や「人間の精神描写がリアルな作家」は、どちらかというと苦手です。

そこで、今回は、読み終わってから考え込む事がない様なお薦めのミステリー小説、特に「日常の謎」をテーマにしたミステリー小説をご紹介します。

1.作 家 :北村 薫

読書好きな友人の勧めでファンになった作家です。「円紫さんと私シリーズ」である下記の作品は、デビュー作の「空飛ぶ馬」を読んで、この作家のファンになりました。直木賞作家ですので、ご存じの方も多いと思います。直木賞受賞作:『鷺と雪』(文春文庫 刊)

◆お薦め作品
「空飛ぶ馬」「夜の蝉」「秋の花」「六の宮の姫君」「朝霧」「太宰治の辞書」

〈円紫さんと私シリーズ〉

http://www.tsogen.co.jp/sp/searchresult.html?ser_id=175

引用:東京創元社

2. 作 家:大崎 梢

この作家のデビュー作「配達あかずきん」は「成風堂書店事件メモシリーズ」の最初の作品です。本屋を舞台にしているシリーズなので、本格書店ミステリーとも呼ばれています。書店員からミステリー作家へシフトチェンジした方です。

◆お薦め作品
「配達あかずきん」「晩夏に捧ぐ」「サイン会はいかが?」「ようこそ授賞式の夕べに」

〈成風堂書店事件メモシリーズ〉

http://www.tsogen.co.jp/np/author/148

引用:東京創元社

 

3.作 家:米澤 穂信

この作家は、「古典部シリーズ」「小市民シリーズ」が有名ですが、この方のデビュー作「氷菓」はこの古典部シリーズの最初の作品です。「古典部シリーズ」はアニメ化もされていますので、ご存じの方も多いと思います。この作家も直木賞作家です。直木賞受賞作:「黒牢城」(KADOKAWA 刊)

実は、「いまさら翼といわれても」を、まだ読んでいません。

◆お薦め作品
「氷菓」「愚者のエンドロール」「クドリャフカの順番」「遠まわりする雛」「ふたりの距離の概算」

「いまさら翼といわれても」〈古典部シリーズ〉

引用:KADOKAWA

4.作 家:西條 奈加

この作家は、時代小説をメインで執筆されているのですが、現代小説の「お蔦さん神楽坂日記シリーズ」がお薦めです。この方も直木賞作家です。直木賞受賞作;『心(うら)淋し川』(集英社 刊)

◆お薦め作品
「無花果の実のなるころに」「いつもが消えた日」「みやこさわぎ」「よろずを引くもの」

引用:東京創元社

5.作 家:坂木 司

この作家は、覆面作家で「引きこもり探偵シリーズ」、お仕事小説としても絶品の和菓子ミステリー「和菓子のアンシリーズ」(*)が有名です。

◆お薦め作品
「青空の卵」「動物園の烏」「仔羊の巣」

引用:東京創元社
「和菓子のアン」「アンと青春」「アンと愛情」

引用:光文社

 

 

(*)ちなみに、「和菓子のアン」シリーズは、モンゴメリの赤毛のアンシリーズとは、全く関係がありません。

日常的な謎をメインに、お薦めのミステリー作品をご紹介しましたが、これらの作家は、本格ミステリーや、時代小説など、さまざまな分野の作品も執筆されています。個人的には、ミステリー小説以外の他のジャンルの作品も、沢山読んでいます。列挙するときりが有りませんが・・・・。

読書は、趣味ですが、Kindleやスマホで読んでいる方もいらっしゃると思います。「夜の夜長」に、温かいお茶とおいしいお菓子でお気に入りの作家さんの作品を読んでみるのは、如何でしょうか?



 

 

 

  1. 3. 4の作家:直木賞作家


直木賞受賞者一覧(引用)

直木賞受賞者一覧|公益財団法人日本文学振興会 (bunshun.co.jp)