「オフ」のすすめ　アクティブレストとパッシブレスト　　　

社会人はだいたい平日では仕事から受けた疲労を休日の行動でリフレッシュするべきだと思います。しかし、その休日を過ごす方法によってリフレッシュではなく、逆に疲労を重くする人は少なくありません。

疲労を回復するための休憩には「パッシブレスト（消極的な休憩）とアクティブレスト（積極的な休憩）」という、２種類のプロセスがあります。

 

この名の通り積極的に体を動かすことによって疲労回復する方法です。体を動かすともっと疲れると思うかもしれません。しかし、運動して体を動かすと、血行がよくなって疲労物質の排出が促され、疲労回復の効果が高まるのです。

平日デスクワークする人は適度に体を動かせばストレス解消にもなり、精神的にもリフレッシュ効果が得られます。

＜アクティブレストの例＞

• ストレッチやヨガ


• 散歩や軽いジョギング


• 近場への旅行やドライブ、レジャー


• 半身浴でぬるめのお風呂に30分～1時間入る

体を動かさず、頭を安静な状態にして、家で睡眠をとるなどして休養を取る方法がパッシブレストです。十分な睡眠やリラックスできる環境で過ごすと、身体的にも精神的にも疲労回復効果が得られます。朝起きるのは苦しくて体が疲れている人は、まずはパッシブレストが重要です。休日は睡眠時間をしっかり確保したり、自宅でリラックスして過ごしたりして、心身を休ませることが大切でしょう。

＜パッシブレストの例＞

• 睡眠


• 横になって安静にする


• 瞑想


• 映画鑑賞・音楽鑑賞

デスクワークが多い我々には両方のバランスを取るのがおすすめです。例えば、休日はまずアクティブレストすると、筋肉の硬化が改善され、血の循環も良くなります。その後、パッシブレストして心身を休ませることでバランスが取れます。

しかし、やりすぎは禁物です。

自分の体にとって激しい運動をすると逆に負担を感じます。もしくは長時間で安静な状態になって寝るだけでも、なかなか疲労回復できません。

皆で大事な休日をちゃんとリフレッシュすることを心がけましょう。