3Hって何?

大腸内視鏡検査を受けてきました

大腸内視鏡検査を受けてきました
久しぶりに大腸内視鏡検査を受けて、今の検査の実態と、そこで感じた医療技術や医療機器の進歩、そしてそれを支える高精度な部品の必要性について感じたこと。

10年ぶり人生3度目の大腸内視鏡検査

健康診断で大腸検査の結果が陽性となり、内視鏡検査を受けることになりました。
ただ前回から間が空き、検査特有の圧迫感が苦手だった記憶から、病院への足が遠のいていました。

大腸の長さは約1.5m。直径は約6~8cmと言われていて比較的広いものの、下腹部をぐるっと回りこんだ形状の中に、直径約13mmの内視鏡を通すことになります。検査に対する精神的不安を少しでも減らすことは出来ないかとWEBサイトをくまなく検索した結果、鎮静剤を使った検査が出来る病院に目が留まり検査を決断しました。

いざ大腸内視鏡検査へ

大腸内視鏡検査の一般的な手順は、問診を受け、腸管洗浄剤2リットルを約2時間かけて飲み、腸を綺麗にした上で内視鏡を体内に入れて検査するというもので昔と変わっていません。

美味しいとは言い難い腸管洗浄剤、検査前の痛めの麻酔、腸管を通る内視鏡、そして少しばかりの羞恥心。
数々の壁が立ちはだりましたが、今回は鎮静剤という精神の支えがありました。

そしていざ検査へ

・・と、検査の状況を書きたかったのですが、診察台に横になり鎮静剤を投入された瞬間から検査が終わって起こされるまで、私の世界はものの数秒でした。今回は大小のポリープを2つ切除するという予定外の施術も加わりましたが、先生のスムーズな処置で、ストレスフリーで無事全て終えることが出来ました。

今の医療機器や技術はすごい!

私が選択した鎮静剤の利用にはメリットとデメリットがありますが、患者の精神的苦痛を除くほか、検査する側も患者の反射の影響が無く安全に検査が出来るため、麻酔科医がいる病院では導入しているところも増えているためメリットを尊重しました。

ただ、私は自身のトラウマ回避のために鎮静剤を使用しましたが、実は鎮静剤に頼らずとも、医療機器や技術は凄まじく進歩しているようです。



子供の頃、胃カメラの様子を見て「大人になるまでに無くなって欲しい」と願っていたのを思い出しました。流石に内視鏡は今でも主流ですが、格段に飲みやすくなった腸管洗浄剤、細く痛みが緩和された注射針、より細く精度の高い内視鏡システム、そして、洗浄や吸引をしながらおこなう挿入法や切除術式など、日々の進化を素人でも感じます。

なにより、今回のように検査中に見つかったポリープ切除をしても、入院することなく最初の診察から切除まで数時間で終えられたこと。患者の精神的苦痛を最大限取り除くべく、安全に、確実に治療していただける今の医療機器や技術、医療体制に感動しました。

 

テクダイヤの技術

弊社の未知との遭遇(https://www.tecdia.com/jp/encounter/)ページでも紹介していますが、より安全性や高精度が求められる医療分野の世界にも、テクダイヤは技術提供をおこなっています。

例えば、ディスペンサーノズルの医療分野への応用(https://www.tecdia.com/jp/products/hf/detail/case-38/)による3Dプリンティングを用いた世界初の医療用再建技術や、妊婦さんの周産期における遠隔通信システムデバイス(https://www.tecdia.com/jp/encounter/#card09)など、少しのアイディアや閃きから、弊社の技術が医療に限らず、業種の壁を越えた様々な未知との遭遇の出会いを呼び起こしています。

是非ご興味がございましたら、「想い」をお聞かせ下さい。
さて、私は胃カメラにも挑戦してみようかな・・・。

この記事を書いたのは…

ぐちお

ぐちお

クリスチャンでは無いけれど、クリスマスが好き過ぎてアドベントカレンダーが開けられず、25日に近づく毎日を寂しがるシステム管理者

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