テクダイヤ株式会社は、通信半導体に寄与する電子部品メーカーです。東京に本社、セブ島に工場、その他6か国に販売拠点を持ち、さまざまな国と地域に製品販売を行っています。現在本社で働く社員数約70名。そのうち10名ほどが外国籍の社員です。これまで13か国ほどの外国籍社員の採用実績があるテクダイヤ。多国籍企業であるわたしたちが大切にしていることを人事部からご紹介します。
01.外国籍社員が多い理由
02.全員幹部候補生
03.Don’t be Japanese.
04.会社の文化はみんなでつくる
05.結局、国籍なんて関係ない!
01.外国籍社員が多い理由
「なぜ、外国籍の方を多く採用しているのですか?」と、質問をいただくことがあります。実は、外国籍に注力して採用を行っているわけではありません。反対に日本人に限定して採用をしているわけでもなく、テクダイヤにマッチする人、優秀な人を採用してきたら外国籍が増えていた!という感じです。
現在7か国の社員が東京で一緒に働いていますが、過去含めるとなんと13か国の採用実績があります。国籍はカナダ、アメリカ、インド、中国、マレーシア、ロシア、ベトナム、ベルギー、韓国・・・と実にさまざまです。
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02.全員幹部候補生
(新卒採用は特に)全員を幹部候補生として採用します。だから、人事部にロシア籍、財務部に韓国籍、IT部門のリーダーにフィリピン籍、管理部門のマネージャーに中国籍など、職種・役職関係なく多様なバックグラウンドを持った社員が活躍しています。
選考時に外国籍の方から、「日本語は話せないといけませんか?」という質問をよくいただきます。答えはYES。社内でのコミュニケーションは基本的に日本語です。多様性ある組織だからこそコミュニケーションを大切にしていきたい。そして作業者としてではなく意見を提言しながら、幹部候補生として会社の中枢を担って欲しいという理由から、ある程度に日本語は必要だと考えています。選考は、外国籍も日本人も全く同じフローで採用を行っています。
03.Don’t be Japanese.
私たちは、外国籍社員に「日本人にならないで。日本人に同化しないで。」と伝えます。外国籍の採用は、在留資格やビザの取得など日本人の採用よりもコストや時間がかかります。日本人になってしまうのなら、日本人を採用すればいい。私たちが求めるのは、ありのままの自分です。日本人だけではない多様性ある組織だからこそ、思わぬ発見やアイデアが生まれるのだと思っています。
04.会社の文化はみんなでつくる
さまざまな社員がいるからこそ、文化の違いを感じることが時々あります。例えば、社内清掃を当番制で行っていますが、カースト制度から「掃除は自分のやるべき仕事じゃない!」という社員がいたり、(国籍は関係ないかもしれないけど)大事な会議中にくちゃくちゃとガムを噛む社員がいたり、菜食主義で飲み会の店選びに苦労したり・・・。日本企業ではあまり意識しない点で驚くことも多いです。でもその都度みんなで会話し、お互いに歩み寄りながら自分たちの文化を作っていくのも多国籍企業ならではの面白さだと感じています。
ちなみに、テクダイヤでは外国籍だけを集めて飲みに行く「外国人飲み会」は禁止です。「日本人飲み会」なんて開いたら良い気がしないはずだよねって!みんなで話して決めました。
05.結局、国籍なんて関係ない!
わたしがテクダイヤに入社して約10年。同期にカナダ籍がいたり、部下にオーストラリア籍がいたり、海外拠点の現地社員と仕事をしたり、採用活動の中でさまざまな国籍の方に出会ったり。入社した当初は、「グローバル企業で働いている」という実感が確かにありました。だけど、今ではそんな環境が当たり前になり、誰がどこの国籍とかそんなことを意識することが全く無くなりました。外部の方や就活生から「多国籍な会社ですね」と言われたり、ふとした瞬間、あちらこちらから中国語や英語での会話が聞こえてきたりして、あぁ、そうだ多国籍な環境なんだよなと感じます。
慣れもあるけれど、でも意識しないことこそ、真の多国籍やダイバーシティなのではないかなと思っている今日この頃です。
最後に、テクダイヤでは一緒に働く仲間を募集しています。
24卒まだまだ募集中です!(24卒募集は終了しております)
新卒・中途・第二新卒まずはお気軽にご応募ください。
https://www.tecdia.com/jp/jobs/