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私がフィリピンでモノづくりをする理由

私がフィリピンでモノづくりをする理由
21年間にわたりテクダイヤのプロダクトデザイナーとして活躍し、数々の製品を世に送り出してきた彼。セブ赴任から9年目となる今、その転機となった瞬間を振り返りつつ、入社以来一貫して持ち続けている仕事への姿勢を語ります。

目次

1.フィリピンに来たきっかけ
2.覚悟が決まったら即行動
3.いつも意識している事
4.さいごに
5.関連記事

1.フィリピンに来たきっかけ

そもそも、私がなぜフィリピンでモノづくりをしているのか。
理由は単純明快で、テクダイヤ・セブ工場の生産現場で活躍したかったからです。

当時、精機製品を担当している精機部は、会社から改革を求められていました。精機製品の製造拠点は主にセブ工場であり、当時は技術的に決して上手く生産が回っている状況でもありませんでした。

5年後10年後を見据えて、今自分はどうするべきか?どうすれば自分の能力を発揮出来るか?と考えた時、正直言ってもう選択肢はひとつだけでした。

現場一本でやって来た私は、例え海外でも現場で力を発揮したい
                                           テクダイヤ・セブ工場

2.覚悟が決まったら即行動

覚悟が決まってからは、もうほとんど勢いです。

工場長はもちろん、考え方がフレッシュな後輩達にも色々と相談をしながら計画。

当時、プライベートで本気で取り組んでいた車の競技を一旦絶ち、新車から製作した競技車両は買ってまだ1年でしたが速攻で売り、社長へセブ工場に赴任させてほしいと直談判。社員食堂でラーメンを食べながら、将来の夢や自分がどうなりたいか、会社としての方針と合致しているか、など色々お話した事を、今でも鮮明に覚えています。


もちろん生活は日本の方がはるかに便利ですし、古くからの友人や趣味の仲間もいます。日本を離れて海外で仕事をする事に関しては、少し勇気が要りました。ですが、それよりも「変化しないといけない危機感」的な気持ちの方が上回っていました。まぁその危機感は今も全く変わらないですが…。

3.いつも意識している事

私が仕事をする上で特に大切だと思う事は次の3つです。

覚悟私はコミットメントと捉えています。つまり自分の言葉や行動に責任を持つ
勢い人間、行動までに時間を掛けすぎると余計な考えが頭を過ります。そしてそれらのほとんどは不安を煽る考えです。失敗したらどうしよう、とか。失敗したら、その時考えれば良くて、先ずはいち早く前に進むべきです。
諦めない先ずはトライすると言う意味です。やってみてダメなら別の方法でまたやれば良いと考えています。とにかく最初から無理と決めつけて何も行動を起こさない事は、少なくともテクダイヤでは許されません

捉え方によってはブラックを匂わせる言葉ですが、一線で活躍している方々を見ると、この3つは確実に揃っています。そして、これらを意識しないと、テクダイヤはもとより、今の厳しい世の中では、生き残れない気がします

 

4.さいごに

幸いテクダイヤでは社歴関係なく「こうしましょう」という自由な提案が出来る企業です。逆に言えば待っていても仕事は回ってきません。

結果的に、私にはセブの生産工場がこれらを実践出来るフィールドだと結論付けて、今でも突っ走っています。厳しい世の中だからこそ、自分の考えを行動に移し、保守的ではなくダメ元でも色々な事に挑戦しながら、充実した楽しい人生を歩みましょう!

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