市場/お客さまの課題を解決するテクダイヤのFAEグループをご紹介。

1.テクダイヤ技術開発部の中にあるFAEという組織とは！？
2.具体的な業務
3.具体的な市場/顧客の課題解決例
4.FAEが大切にしていること
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テクダイヤには、技術開発部の中にFAEというグループがあります。(FAE：Field Application Engineerの略)

私たちの役割を一言でいえば、新たな技術的ソリューションや製品・サービスを提供し、お客さまや市場の困りごとを解決することです。その範囲は既存事業・製品に縛られません。どんな課題にも「どうやったら解決できるか？」を考えて行動しています。

FAEでは様々な視点から、お客さまや市場の困っていることの情報収集に徹しています。

例えば、顧客訪問・既存事業関連の展示会に関わらず、様々な業種の展示会の訪問、書籍上のマーケット市場調査などから情報を収集しアプローチしています。

情報収集の後、ビジネスプランまでを自ら構想し、社内決済をとり、実現に向け行動していくのがFAEの業務です。つまり、起案から製品化までの0から1を作る業務、製品量産化やOEM案件など1から２を作る仕事も、基本的なことはすべて自分たちでコーディネートしています。

 

具体的な案件は社外秘ということもあり、ざっくりとした事例をご紹介します。

【事例】 お客さまの新規事業製品のプロセス開発立案と製品化サポート

既存事業とは全く異なる事業展開を希望しているお客さま(A社)は、分析装置の一部に使用されている部品の開発を希望していましたが、既存事業とかけ離れた業種ということもあり、製品化やプロセス開発に苦労されていました。たまたまテクダイヤと知り合うご縁があり、FAEの情報収集能力・外部機関とのコネクション、そして弊社が得意とする要素技術を駆使し、プロセス設計と製品化提案をサポートさせていただきました。

冒頭でお客さまの声や市場性を調べて参入の可能性を検討していく旨の記載をしましたが、机上案ばかりに時間を費やすのではなく、大まかな課題が見えたら即行動に移し、課題を具体化する活動も平行して行っています(写真参照)。

例えば、我々FAEが独自に調査を行い、耐熱性と薬品性に特化したグラファイトという材料に精密機械加工を施してみたことがあります。テクダイヤは、金属精密加工を得意としており、自分たちの技術で市場要求に応えられる製品を作ろうと試みたのです。私たちは、課題に直面した際には、自ら解決策を見出し、迅速に行動に移す姿勢で、新たな挑戦にも積極的に取り組んでいます。

※既存ノズルをグラファイト材料で

このように、テクダイヤのFAEは、お客さまの課題や声に耳を傾け、できない要素を探すのではなくどうしたら実現できるかに思考をシフトすることを大切にしています。

 

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