金属加工者なら見てしまう・・・かも?!

今日の技術者ブログは金属加工をしている場所ならどこにでもある、このアイテムのお話です。

 

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加工者にはお馴染みのエアガンです。

金属の削りカス(切り子)や、水分、ホコリなどを吹き飛ばすことが出来る便利ツールです。

一家に一つは欲しい代物ですね。

 

テクダイヤ製品の量産を担っているCMI(Cebu Microelectronics, Inc.)の切削加工部門では、

装置レイアウト変更に伴い、このエアガンの増設を行いました。

そこで必要になったのが、この部品。

 

 

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エアーホースを装置やエアガンに接続するために継手の役割を果たす部品です。

この部品を何気なく眺めていると・・・

 

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穴の内側に加工面を発見。

この様な加工の痕跡を無意識に探してしまうのは、金属加工者の性なのか?(笑)

自然と加工順序を妄想し始めます。

 

それにしても、やたらと粗い加工面だなぁ・・・

と思ったのもつかの間。 すぐにこの部品の使用用途を思い出します。

この穴は、ただの空気の通り道でした。

このように粗い加工面でも、製品としての機能には問題がないんですよね。

製品の用途を理解した上での設計ということです。

 

その上、加工面を粗くできれば、製品1個当たりの加工時間を短くすることができ、値段を抑えることが出来るようになります。

お客さんは嬉しいですよね。

 

「図面通りに作るのは誰にでも出来ること。」

「そこに付加価値を付けられるかどうかは、加工者次第。」

加工を始めたときに師匠から教わったことを再確認した日でした。

 

HIDE

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HIDE

2015年入社の HIDE です。 入社4ヶ月でテクダイヤ製品の海外量産現場であるCEBU MICROELECTRONICS INCへ赴任。 3年目からは東京本社へ帰任し、生産管理と技術開発を兼業している。 週末は必ずバレーボール。通称:バレーボール馬鹿。 最近の趣味はゴルフとトランペット。 最近の悩みは出てきたお腹。 特技はφ70μmまでのドリルであれば、運転中の装置の外からでも折れているかどうかを肉眼で確認することが出来ること。

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