3Hって何?

高アスペクト比長方形コンデンサ

5G通信をはじめ、通信の高速化に伴う半導体技術の革新は進んでいます。半導体材料はこれまでのSi(シリコン)に代わってGaN(窒化ガリウム)やSiC(炭化ケイ素)が用いられるようになりました。通信の高速化を支える通信基地局では、消費電力が少なく高出力な、GaNチップを用いたトランジスタが開発されています。テクダイヤはGaNチップに実装しやすい「高アスペクト比長方形コンデンサ」の開発で、通信市場に貢献しています。

精密ギアの3Dプリンティングとディスペンサーノズル

近年の3Dプリンターの普及は、ものづくりの現場にも大きな変化をもたらしています。これまで金型を必要としていた試作に3Dプリンティングを用いることで、時間や初期コストの大幅な削減が可能となりました。当初課題だった精度や強度の問題も、3Dプリンターの技術改革や材料メーカーの研究開発で解決し、活用用途が広がっています。

テクダイヤ製ダイヤモンドピックアップツールが選ばれる理由

水晶デバイスは、安定した周波数や正確な信号を維持する役割として電子機器には欠かせません。スマホでは電波の送受信、自動車では自動運転の距離測定センサーに使用されています。更なる技術の発展に伴い、水晶デバイスの用途は増大し、製造コスト削減が求められます。そこで近年、水晶デバイスの製造過程で使用するピンセット(チャック)を、従来のセラミック製から、より硬く長寿命である「ダイヤモンド製」へ切り替える傾向があります。

3Dプリンター用0.1mmノズルの開発

3Dプリンティングは、3次元の電子データから直接的に材料を積層して造形できるため、付加製造 (Additive Manufacturing=AM)と呼ばれています。刃物で材料を削って3次元物体をつくる除去加工と対比した技術です。パソコンと3Dプリンターさえあれば複雑な形状も造形が可能になるので、ものづくりの現場においての普及はもちろん、一般消費者でも手が届く価格の3Dプリンターが多数販売されるようになりました。学校の授業に3Dプリンティングの実習が組み込まれるなど、3Dプリンティングはますます身近なものになってきています。

5Gの発展に貢献する単層セラミックコンデンサ

2020年代のIoTを支える5G。そのデータ通信における特徴には(1)高速・大容量、(2)多数同時接続、(3)高信頼性・低遅延が挙げられます。これらの特徴を活かし、遠隔医療や自動運転などの実現で私たちの生活は一変します。光・電波を利用した伝送技術の高速化・効率化が進められる中、テクダイヤは、単層セラミックコンデンサの提供で5G技術の向上に寄与しています。

ディスペンサーノズルの切り替えで、アクチュエーターの製造コスト削減

スマホカメラに欠かせない自動ピント合わせ部品「アクチュエーター」の製造において、コスト削減と高品質化が求められる昨今。テクダイヤは、純正品と同等の仕様を保ちながら約30%安価なディスペンサーノズルの製造に成功、精密な塗布工程をサポートしています!

37年間の社会人生活を経て~就活生へのメッセージ~

2022年に定年を迎え、現在は既存製品の品質保証サポートと技術開発部のFAEの一員として働いています。前職で15年、テクダイヤで22年品質保証を担当してきました。私の拙い経験でも就活生の皆さんの参考になればと思い、私自身の職歴と長い社会人生活で何を考えてきたのかを紹介します。

デバイス小型化・製造効率向上に貢献!「マルチ電極コンデンサ」のカスタマイズ製作

デジタル化が進む今、通信量の増加とともに、通信技術にはさらなる高速化と大容量化が求められています。このブログでは、デバイスの小型化と製造効率の向上に貢献し、5Gや将来の6Gに対応する光通信の発展を支えている「マルチ電極コンデンサ」についてご紹介します!

3DPで創り上げる最高の日。「3D Printing Christmas Challenge」を開催

3Dプリンター専用精密ノズル「kaika」を販売しているテクダイヤ株式会社です。この度、3Dプリンティング(以下3DP)を楽しむ皆さまと一緒に、素敵なクリスマスを創り上げたいと思い、クリスマスイベントを企画いたしました。さらに今回は、世界的に活躍する3DPインフルエンサーの方々を審査員としてお迎えします!皆さまの作品が彼らの目に留まるチャンスでもありますので、是非ご参加ください!

不思議な標準数と標準数列(E)

コンデンサや抵抗器の製品ラインナップを見ると、一見不思議な数値の並びが目に入ります。これにはJIS規格で定められた「E標準数列」が関係しています。このブログでは、E24やE12の標準数列がどのように決定されるのか、またその利便性について詳しく解説します!

御社のOEM戦略再編にセブ島を入れてみませんか?

テクダイヤは1976年に創業し、来年で創業50周年を迎える単層セラミックコンデンサやディスペンサーノズルなどを主力製品とする老舗のグローバル電子部品メーカーです。フィリピンのセブ島に工場を構え、製造のOEMも手がけています。このブログでは、弊社のセブ工場での製造の利点、セブ島でビジネスを行うメリット、そしてこれまでのOEM実績について詳しくお伝えします。

IT部社員が「製造業×IT」を紹介!

こんにちは!現在、テクダイヤIT部で社内基幹システム(ERPソフト)開発の仕事をしているGaneshです。今回は、製造業での様々なIT活用について、そしてテクダイヤのIT部が行う開発業務について紹介します。

透明と不透明、レーザーの悩み。

テクダイヤではセラミック基板に、電子部品用に金で配線を付けています。私はここ最近、透明な石英ガラスに配線を付けるという業務に携わるようになりました。今日はその過程で直面してきた大小様々な想定外な出来事について話したいと思います。

セブ駐在員が語る、「異国の人と働くこと」。

「異国の人と働くこと」は、挑戦的でありながら非常に充実感のある経験です。異なる文化に触れ、新しい可能性に挑戦することで、 自己を成長させ、幸福感を高めることができます。セブでの駐在員としての日々は、今までも、そしてこれからも私にとって宝物の ような経験になるでしょう。日本でも海外でも、「異国の人と働くこと」は楽しいと自信を持って皆様にオススメいたします。

【テクダイヤも進出して30年強】フィリピン・セブ島がビジネスに最適な理由

フィリピン・セブ島は、ビジネスに有利な条件がそろっており、海外アウトソーシングやOEM、BPO先をお探しの企業におすすめの地域です。特に、テクダイヤが自社製造工場を構えるフィリピン・セブ島の経済特区PEZAでは、輸出入手続きの簡略化、諸税の免除など、ビジネスに有利な優遇措置を受けられます。