QOLを爆上げするため、食洗器を購入したのはいいものの、いいサイズのラックが売ってない…!
「ないなら作ってしまえ!」という勢いだけで挑んだ、はじめてのDIYです。
手順1:仕様を決める
今回はタンク式食洗器を置いて、使う度にガラガラ移動できるラックにします。
上記のようなシンプルな希望でも事前に確認しておくことはたくさん!
・食洗器が乗る大きさ(大きすぎても邪魔)
・食器を取り出しやすい高さ
・取手をつける(動かしやすいように)
・食洗器の重さ(タイヤ選別用) などなど、、、
これを怠ると使い勝手が悪かったり、思ったような形にならなかったりと不都合が起こります。
使う時を想像しながら仕様を決めました。
手順2:全体の寸法を決める
あとはメジャーで必要な寸法を決めます。
・食洗器を置く天板までの高さ80㎝
・食洗器40㎝×40㎝
・天板50㎝×50㎝
・取手までの高さ90㎝
大まかに決めたらホームセンターへGOです!
手順3:材料選定、寸法を決める
個人的にDIYの中でこの作業が一番大変でした、、、
ホームセンターで販売されている角材は、プリント用紙A4、A5のようにサイズが決まっています。
それがタイトルにもある2×(ツーバイ)材や1×(ワンバイ)材などです。
これらの数字はインチ表記のため、ミリメートルに直して寸法を決めるのが地味に頭を使います。
また、全体の高さに合わせるように、タイヤの大きさを含めて角材の組み合わせを考えたり、
購入できる1本の長さが決まっているため、なるべく余りの出ないようにパーツ寸法の組み合わせを考えたり。
今回は高さもあるので、完成品の強度も考えなくてはなりません。
もちろん、予算内に出来るだけ安く仕上がるようについても同時並行で考慮します。
ホームセンターで切断するため、少しでも寸法を間違えたらふりだしに戻るという緊張感。
天板は一枚板、取手も木材とは違う素材で、、、と唸り続けて1.5時間が経ち、
考え抜いた答えは「全部2×4(ツーバイフォー)でいいや!」です。
手順4:組み立て
最終確認を入念にして切断し、あとは組み立てるだけ!
今回は私の友人DIYおじさん(解体予定の賃貸に住みDIYを施しては引っ越しを繰り返す人間)に工具類を借りました。
組み立ては意外と簡単!
・組み立てやすい順序で
・ワークの並行を保つ
・ネジは真っ直ぐを意識して組み付ける
・ワークとワークの間に隙間が入らないように
と、上記を意識すればものの2時間ほどで完成しました。
できあがり!
DIYは組み立てる時の印象が強いですが、メーカーとして製品を製造する時と同様、
組み立て前の構想や段取りが最も重要で時間がかかることが分かりました。
・使用時を意識して構想を練る
・寸法は正確に
・組み立て順序を考える
上記を気を付ければDIYはお手のもの!
必要な時に必要なものを自分で作れるのはとても魅力的です。
夏休みにいかがでしょうか?