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未来の社会とAIと私

未来の社会とAIと私
世界中の企業が、AIやIoTに注目し、開発と導入が激化している昨今。 自動化により産業機械だけでなく、私たちの生活もルンバや衝突防止がついた車、家電も手元のスマフォで操作するなど楽になってきている。 さらに将棋電王戦やチェスではAIがプロに勝利したり、車が自動で運転できる未来が予想出来たりと人に代わるAI時代の波が押し寄せている。 いつの日か人間の仕事がAIロボットにとられてしまう日がくるのではないか。 これから就活する人、これから働く人、そしてこれからも働く人にとって、これから必要になる事とは?

 

昨日、ゴルフ中に人生で初めてのぎっくり腰になりました。

人間というのは、不器用な生き物でやっちゃってから、学ぶ事の方が多いですね。

腰が痛いと、歩くもの、座るのも、振り向くのも辛い。

それでも、ノド元過ぎれば何とやらで、治っちゃったら、その時に気を付けようと誓ったことも忘れがちに。

皆さんは運動前の準備運動。そして、運動後のストレッチ。

さらには、日々の食事に気を付けて下さい。3日連チャンでゴルフする時もね。(余談、以上)

 

ここから本題。

 

今までもそしてこれからも独断と偏見でこのブログを書きます。

正しいか正しくないかは、百聞は一見にしかず。自分で体験してみてください。笑

 

さて、タイトルにある「未来の社会とAI」について話をする前に、

今の一般的な企業、社会の仕組みについて触れておきたい。

 

大抵の企業は、トップダウン。ピラミッドの上から下へと流れる。

上司(上)の指示・命令(INPUT)を受け、部下(下)が結果(OUTPUT)を出す。

その指示・命令(センス) X 結果(スキル)=成果(利益) になっていくのが標準的な企業と言えるだろう。

 

図1

 

社会(企業)の従業員として働くというのは、どんな形であれ主従関係にある。

人にアレコレ指図されるのがイヤなら、起業するしかない。

しかし起業したとしても、社会(顧客)が求めているニーズに応えるという意味では、主従関係なのかもしれない。

詰まる所、人は誰かと関わって、競争や協調しながら、社会に貢献するのがほとんどだろう。

人里離れたところで、自給自足の生活をする以外は。

 

自給自足

AIとは

まずは簡単にAIについてを説明する。AIとは、artificial intelligence の略称で人工知能と呼ばれる。

辞書によると、人工知能とは、人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。

具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするコンピュータプログラムなどのことをいう。

 

簡単に言うと、自ら思考する能力が備わっているもの。

そして一度作ってしまえば、人間の手を離れても自発的に発展していくのがAIだ。

 

「楽」を求める社会のAI

次に、未来の社会とAIの話をしよう。未来の社会とAIと想像したときにどんな事が思い浮かぶだろうか。

人類は『楽』を求めて、技術を駆使して小型化や自動化を図ってきた。

携帯電話をイメージすると解りやすいかもしれない。

ランドセル程度の大型電話から、手のひらサイズの電話になり、2つ折りの携帯に進化し、ついにスマートフォンにたどり着いた。

車も、動力源がディーゼル・ガソリンから、ハイブリットと呼ばれる既存のガソリン+電気で走る車が登場し、最近では完全な電気自動車もある。

それだけでなく、レーダーを使用した技術の発展で車間距離、はみ出し、急発進の防止などぶつからない車が登場している。

これらは、今までのビッグデータ(試行と結果)の蓄積から、機械が考えて、何万、何億というパターンをコンピュータ処理している。それが、AIだ。

 

携帯電話 進化

 

『楽』になるというのは、今ある『仕事』を人間がやらなくてもよくなるという事に他ならない。

自動運転が出来る様になれば、車の運転は不要になり、タクシーやバスの運転手は要らなくなる。

コンピニやスーパーのレジも最近では、自分で出来るところがある。

対、人間への接客業は、なくならないだろうと思っていたが、最近ではタブレット端末でメニューを注文する飲食店も増えている。

特に回転寿司チェーンなどは顕著で、『楽』=『効率化』が進み、店員が少なくなっている。

 

 

VPAIが私たちの仕事の大半の作業、さらには知的労働が出来る様になれば『効率化』とは裏腹に、我々は間違いなく『やることがなくなる』。

そうなれば余った時間を使って新しい技術や知恵を創造し、発展させていかなければならない。

さもなければターミネーターのように、AIが人間を支配してしまう予感がする。

 

では、人間は何をするのか?

 

AI時代に必要なのは「センス」

AIの持つ最大の力は、圧倒的なデータ数と処理スピードという「スキル」。

そのスキルによって、例えば人間は将棋の電王戦のように既に勝つことが出来なくなった。

 

一方私たち人間の持っている力は、「スキル」と「センス」。

英語が話せる、簿記や危険物の取り扱いの資格を持っている、これらは全てスキルに分類される。

人間の持つ、スキルの力は全てAIでまかなえるようになるだろう。

そういう意味では、AIはスキルの化け物だ。

しかし、あいつはモテるとかオーラがあるなとか、優しいな、とかこれらは、人間の持つセンスだと思う。AIにはない。

 

AIに負けないセンスとは

スキルは、測ることができ、フィードバックがかけられるので、育てることができる。

一方のセンスは、測ることができず、フィードバックのかけようがなく、育てることが難しい。

私は小学校から高校までの義務教育を受け、大学で専門知識を学んだ。

授業によりスキルを磨いてきたが、センスを磨く授業はなかった。

私自身も、自分にどんなセンスがあるかなんて解らない。

 

社会人になった今、物事を発展させて、クリエイティブな思考を持つことも、1つのセンスではないかと思う。

社会人(企業)としてこのセンスは、経営センス。

つまり、戦略。大抵の企業には、必ず一人は経営センスを持った人間がいる。

そう、それは社長だ。では私たち従業員はどこでセンスを発揮したら良いだろう。

私たちは今までやってきたことから、新しい価値を産みだすことが仕事であり、発揮すべきセンスだ。

 

だからセンスが必要なのだ。

 

まとめ AI時代を生き抜くためのスキルのみにつけ方

言いたいことは、上記で述べたトップダウンのやり方、受け身の思考=アウトサイドインをやめること。

(※他人の意見を聞くなと言っているわけではないので、気を付けてください。)

つまり、既存の社会の仕組みから脱却し、下から上へのボトムアップ(部下から上司や自分から周囲へ)=インサイドアウトをすること。

 

 

その為には、若い頃からいろいろなところにアンテナを広げ、刺激を受け、知る必要があるだろう。(アウトサイドイン)

これがセンスにつながると思うから。自分から周囲へのインサイドアウト。

『こうしましょう。』と提案できる「センス」が未来の社会に必要になる。

できなければ、人間自ら産みだしたロボット(イノベーション)に、自分も会社も食われてしまうだろう。

 

さあ、センスを磨こう。

 

品質保証部 QMS Gr.

TAKA